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スペースブランディングが叶える心地よい空間


The FACE 2020


シェルフアソシエイッグループ代表
(リノベスタイル福岡(株) 社長)

坂口 敬司

さかぐち・けいし/熊本県荒尾市出身。1966年10月30日生まれの54歳。九州芸術工科大学大学院修士課程修了。住友不動産(株)の技術本部建築設計部にて東京都心再開発やマンションの建築設計に携わったのち(株)電通九州入社。広報施設や集客施設を多く手がけ、2011年に独立。(株)シェルフアソシエイツを設立した。一般社団法人医学住宅ダイバーシティ学会理事を務める。趣味は家族サービス


 「設計する側もワクワクするような、心地良い空間を提供したい」と語るのはリノベスタイル福岡(株)代表。スペースプランディングの志向をもとに、マーケティングを駆使した集客力、コンセプトを持たせたデザインカ、利益とコストのパランスを考えた収益力を融合した空問プロデュースを展開している。カフェのようなリビングで暮らす毎日「カフェスタイルリノベーション」を提案する同社は、広々とした開放的な空問を確保しつつ機能的な動線と間取りが備わった部屋を実現させている。昨年同社は、(株)三好不動産、(株)九州TSUTAYAとタッグを組み、住宅リノベーション展示柑談会イベント「レノバライフウィークin六本松筋屋書店」を1回2週間で年問計5回実施した。イベントの手応えは上々だったようで「リノベーションの相談はどこにすればよいかわからなかった。このようなイベントがあると相談し易い」との声もあり、5回のイベントで150件以上の相談があったようだ。

 一方で、今年から開始した再販分譲リノベーションマンション「リノベレジデンスシリーズ」が早くも好調だ。
法人投資家が購入した中古物件を、同社が設計施上を手掛け新たな装いにしたのち、実需目的の人に販売する事業モデル。入居者の主なターゲットは30〜40代の独身女性などで、地下鉄や西鉄沿線の利便性の良い都市部を中心に展開。物件の選定は不動産の売買仲介も手掛ける関述会社の(株)シェルフアソシエイツが担う。

 さらに坂口代表は今年8月には、建商材の卸売を行う会社のS&S(株)を設立。地場の中小企業をターゲットに内装建材や家具の販売を進め、リノベスタイルにも材料を卸し、自社物件のコスト削減を図る。まずは福岡と大阪から伸ばしていく。また、「アフターフォローサービスを強化することで、お客さんとの接点を継続していく」と住宅修繕改修を行う(株)よかリペアを昨年設立している。同社では、今年9月から、定額制の片付けサービスを新たに開始。部歴やキッチンなどの清掃、片付けといった幅広いコースをそろえた。主なターゲット層とスタッフはどちらも女性にし、リノベスタイルとのシナジーを生み出していく。

 今後の戦略は「フルリノベーションからリペア・片付けサービスまでトータルでワンストップの生活空間ソリューションビジネスを加速させていく。スペースプランディングを事業コンセプトに顧客のニーズに応えていきたい」と坂口代表。各社の事業強化とエリア展開を進め、2026年までにグループ売上高40億円を目指す方針。

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