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レノバライフな生き方のススメ vol.3

レノバライフウィーク

空間のオーラとリノベーション

 住空間にはオーラがある空間とそうでない空間があると私は考えています。空間のオーラとは何、と思われるかたもいらっしゃるでしょう。例えば、そこにいるだけでワクワクする、ものすごく心地よいのでずっといたくなるような空間のことを“オーラがある空間”と定義したいと思います。

 設計やデザインの専門的立場から言うと、オーラがある空間というのは室内であればインテリアデザインのクオリティ、つまり空間要素である素材・色彩の調和やバランス、細部のディテール、照明、家具、雑貨小物などがハーモニーを奏でているような空間であると考えています。香りや音楽などもそこに含まれるかもしれません。いずれにせよオーラのある空間にはインテリアの各要素・アイテムがしっかり計算されていて、デザイナーの空間創造に対するこだわりや意思がしっかりと反映されています。

 私も数多くの住宅リノベーションを手がけてきましたが、使い古された中古マンションにはオーラが全く感じられません。しかし、リノベーション住宅(そこには家具や雑貨小物もコーディネートされている)として、設計者やインテリアコーディネーターなどの作り手のコンセプトのもとに住空間を新たにデザインし、お客様と共に息吹を吹き込み、仕立て上げていくと見違えるようなオーラを放つ魅力的な空間に生まれ変わります。その空間の調和と迫力がお客様を魅了しています。そして完成した住宅が住まい手に受け継がれると、住まい手の個性と相まって自分らしい愛着のある空間へとさらに磨きがかかっていく─。

 我々リノベーターの役割は住宅リノベーションを通して無味無臭の住空間にお客様の「自分らしさ」「愛着」というオーラを与え、住まい手にエネルギーを与える空間を創造することであると確信しています。主役である住まい手の自分らしい、愛着のある住空間の実現をお手伝いする、そんな存在でありたいと思っています。

 住まい手のお客様からはいくつもの感謝の言葉をいただいています。だから私にとって住宅リノベーションは何回やっても面白く、やめられない仕事なのです。 


レノバライフ事業局 総合プロデューサー
坂口 敬司

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